社会 

 

 

資本主義か終焉しない理由その一 アフリカ・中南米は発展中
2015-3-20


 資本主義か終焉しない理由その一 世界各国は資本主義で活況中

 誰でもわかることを書いてみたい。
 現在、インドネシアやブラジルなど経済成長が著しい。彼らもやがては先進国並みになってしまうだろう。しかし、中国より遅くなるだろう。10年以内に韓国やイタリアと肩を並べるのは中国くらいで、他国はもう少しかかり20年は要するだろう。


 日本の停滞から、資本主義が終焉すると、考える人はいる。一橋大名誉教授の中谷巌も『資本主義以後の世界』というそんな内容のタイトル本を書いていた。


 しかし、ブラジルやインドネシアはまだまだ20年は資本主義で発展する。アフリカ諸国はそれで、30-50年は発展しなくてはならないだろう。こういう世界各地で、長期間かけて、資本主義が発展して、町が都市になり、ビルが建ち、工業化して、先進国の様相になる。

 

 それを忘れて、日本国内で不況風が吹いたくらいで、『資本主義の終焉』と言い出すのは時期早々、いや、お角違いだ。全共闘のマルクス幻想が浮上したようにしかみえない。


 そんなのは、30年後に再び、もっと世界中に資本主義が満ちた時に、考えたらどうか。資本主義はまだまだ何十年と続く。それだけは確かである。ケニアの首都ナイロビにはどんどん高層ビルが建っている。あれこそが、アフリカにおける文明、資本主義の象徴だ。あのビルが、資本主義の崩壊とともに、まもなく廃墟ビルになるのだろうか? いや、けっして、そんなことにならない。



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