経営戦略 電波犯罪危機管理マニュアルW

W.社員の私生活での電波犯罪を禁じる


W.社員の私生活での電波犯罪を禁じる


 通常、会社は、社員の私生活にまで、管理してはならないものだが、例外もある。例えば、アイドルやテレビ役者などは、人間そのものが商品価値となっている場合は、その人が電波犯罪に関わると大きく商品価値を下げるので、電波犯罪に手出ししないように、私生活の管理までしなくてはならない。こういう社会人として基本的な道徳をわざわざ会社で指導しなくてもよいと思うかもしれないが、電波犯罪の誘惑に負けたのは、子供ではなく、たいていは大人達だった。悲しいことにも、現代の社会人の倫理観の低下はすさまじく、電波犯罪をしないように、会社が教えるほうがよい。

芸能人やアイドル、アナウンサーという職業

電波犯罪をすると、犯罪者特有の顔になり、目が暗くなり、目の周囲に黒いくまができ、表情も全体的に暗くなる。それは化粧では、繕うことができないほど、ひどくおちぶれた様子に変わる。だから、芸能プロダクションでは、そういう顔や表情の美しさ、明るさを保たなくてはならないアイドルや歌手、アナウンサー女優の私生活で電波犯罪をして、見栄えを極端に悪化させないように、徹底して管理しなくてはならない。さらに、その私生活での犯罪が暴露されると、芸能人や有名人、小さなスキャンダルで騒がれ、人気に大きな打撃となり、営業に大きく差し支える。だからこそ、これら職業では、私生活の電波犯罪をしないように指導しなくてはならない。

ケース1 アナウンサーの夫が電波機器を使っていた例

芸能界やマスコミは、電波犯罪の情報が、2001年10月頃には、出回り、かなりのプロダクションで、所属する者たちに、電波犯罪には手出ししないように、指導していたようだ。それ以前には、電波機器を遊び半分で使っていたケースも多々あったようだが、2001年の年末には、ほとんどいなくなった。電波犯罪をすると、目の周囲に黒いくまができるので、顔を見ればわかる。さらに、その役者などを電波検出器にかけると、電波機器を使っている人だけに現れる特徴的な周波数が出るので、判別もつく。私はテレビを見ているだけで、だいたい電波犯罪をしている人物はわかった。

 が、電波犯罪者特有の目の周囲に黒いくまができるアナウンサーがある日に、みつかった。本人の名誉に関わる問題なので、本名は書けないが。その当時は、テレビ局もプロダクションでは使わないように徹底指導していた時期なので、本人の犯行ではないと信じたかった。が、どうやらアナウンサー本人ではなく、主人が使っていたようだ。なぜわかったか。そのアナウンサーと同じ職場で働いていた人が、こっそり私に教えてくれたのである。一緒に住むから、時々、本人が、電波機器を操作するのだろう。アナウンサーは、そのために、表情がまるで、もっとも過酷な人生をつらく生きてきたような苦しみただよわせるような暗い顔に変貌していた。かつての明るい表情は、なくなっていた。理由はわからないが、電波機器を一度、操作するだけで、表情が極端に暗くなる。犯罪の心情や、何か電波機器にそんな目を暗くさせる作用があるみたいである。一切、さわらなければ、そうならなかったのに、残念である。表情が暗くなったので、当然、見た目の好感度も落ちたと思う。アナウンサーのほうは、残念ながら、人目を避ける時間帯に移った。幼児教育番組に登場しそうな顔で、表情はそれまでさほど気にするほど悪くはなかったが、電波機器を使用してからは、見た目にひどくなった。私が被害者ではないので、告発しようとは思わなかったが、どうにも哀れだった。

役者やアイドル、女優や男優は、さらに女性アナウンサーは、顔が命である。顔の形がいくら整っていたとしても、顔の色が暗くなれば、人気は落ちるし、明るくなると、悪い印象を視聴者に与えることになる。こういう職業につく人を管理する会社では、社内で電波機器の使用を禁じるだけではなく、所属する者の私生活も指導しなくてはならない。

私の見た目では、電波機器を一回使用すると、1日は、目が暗くなるようだ。回復に1日かかる。さらに、何度も使用すると、それがしみのように顔について、顔を黒くする。

さらに、スキャンダルをおそれなくてはならない職業だと、もっと事態は深刻になる。電波機器は、家の中から外に電波を出す類なので、誰がどこからその電波を拾っているかわからない。私生活で、電波機器を使用していたことが、発覚したとしたら、現在では、麻薬使用ほどの刑罰にはならないだろうが、一斉に仕事がキャンセルされることもありうる。役者の商品価値が、大きく低下する。

電波犯罪には罪の意識がなく、誘惑が多いものであるが、しっかりと自らを戒めなくてはならない。そしてそんな有名人を抱えるプロダクション会社やテレビ局は、私生活での犯罪しないように徹底指導しなくてはならない。

☆ テレビに出演する人を雇う会社の電波犯罪管理対策


T、方針 

役者がそれを使用すると、犯罪者特有の暗い顔になるので、会社内だけではなく、私生活での使用を一切禁止する方針とする。

○本人の使用を禁じるように指導する。
○ 本人の家庭での使用を禁止させるように、指導する。

U、電波犯罪に対する心構えを教育する
有名人は、電波犯罪をしたら、スキャンダルにされ、告発されると、国民の人気あっての職業なので、失墜する。そうならないように、電波機器を使う勧誘があっても、それをすべて悪いこととして、はねのけることが大事である。電波犯罪には関わらないことが大事。

V、芸能人の電波被害
有名人の私生活などを、知りたがるファンは多く、電波盗聴被害に遭うケースが多い。個人の私生活を盗聴するのは、プライバシーの侵害で、立派な犯罪である。訴えられるように準備したい。スキャンダルになると面倒だから、最初に、犯人に強く中止するように警告することが大事である。しかし、それでもやめなかったらしか地がない。警察にストーカーとして訴えるしかない。盗聴はストーカー行為にも分類される。そして、証拠収集を始める。盗聴電波を記録する。電波検出器を使うと、顔が暗くなるので、写真として記録に残すようにしておく。定期的に、高台から、自宅を撮影する。写真には、電波の周波数が完全に記録されるので、証拠になる。被害にあっても、動じないことが肝心である。そういう精神ケアも事務所やプロダクションは、してあげなくてはならない。役者どうしで、慰めあうよりは、専門家(弁護士)を呼んで、対処法を教え、不安を解いてあげなくてはならない。

@、スキャンダルに波及しないように、最初は、犯人に警告する。
A、それでも盗聴など電波を浴びせてくれるなら、警察に訴える。
B、被害の証拠をとる。本来は、電波検出器での記録である。が、その使用の弊害がおおきいなら、写真で残す。本人の被害場所での写真をとると、そこに電波周波数もされる。
C、精神ケアを行う。弁護士による対処法を教える。心理カウンセラーのケアでは、わけのわからない心理プログラムを受ける場合があるので、成人ならそれで問題ないが、それが若い人だと、本人の性格に悪い影響を及ぼすことがあるので、あまりカウンセラーには、かからせないほうがいい。担当者が、『弁護士の先生に、教えられた通りきちっと、対処していますから、心配いりません。』と、私に任せていれば安心と感じさせ、不安を取り除くことが大事。

以上である。

 02-3-22 校正 2015/4/19

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