電波犯罪者の更生


電波犯罪者の更生

電波犯罪を長年続けてきて、そういう生活に慣れてしまった人は、どうやったらふつうの生活に戻れることができるだろうか。まずは、電波犯罪者の特徴をみてみたい。

電波犯罪者の特徴


@.電波犯罪の毎日
 電波犯罪者は、電波犯罪を始め、人に家の中から隠れて電波を浴びせるという一般常識では許されないことを、毎日毎日続ける。

A.犯罪者の心理
だから、自分は悪い人になったと罪悪感が芽生える。そして、それが社会にばれたらたいへんだ。会社にばれたり、家族にばれたり、友人にばれたらどうしよう。それで、もし会社をくびになったら。ととめどももなく不安が深まる。警察を町でみかけると、自分に罪悪感があるから、びくびくする。

B.犯罪組織の一員
そして、電波犯罪者は、遊び感覚で倫理観のかけらもない仲間が多くできやすいので、どんどんと犯罪仲間が増えてゆき、そういう裏の関係に生きることになる。そして、いつのまにか、まっとうな人生から転落して、私生活は裏の道にはまりこんでいる。

C.電波犯罪中毒
たいていは、会社つとめで、ふつうは、社会人のふりをしているが、家に帰ると電波ばかりしていて、ターゲットを苦しめたり、生活をのぞきみするのが、生きがいとなる。こんな暗い生活をして、すぐに電波を犯罪と理解したらやめればいいが、わるいことに、その罪の大きさを自覚できず、罪は軽いと思ってしまい、ずるずる続けてしまう。

D.闇社会的な性格
そして、いつのまにか、心も表情も、堂々とおてんと様に顔向けできないような、真っ黒な人になっている。犯罪組織の一員みたいな人相と性格になってしまう。影に生きる人となる。

E.警察におびえる、警戒心が異常に強い
 精神的には、いつも警察に捕まることにおびえて、警戒心が異常なまでに強くなり、人の善意もふつうに受け取れなくなっている。仲間は、古い友人と、新しい電波仲間だけなので、話題は、そんなことが多くなる。

F.乱暴な性格
悪巧みにしか関心がなくなり、すぐに気に入らないことかあれば、電波を浴びせて復讐して、恨みうっぷんばらしをするようになるので、乱暴な性格となる。そして、人を信頼せず、電波の暴力しか頼ることができない小悪党になる。

G.いつ罰せられるか不安
しかし、心がよいと、こんな犯罪を平気でやってしまう自分をどう親に顔向けできるのか。社会は堕落した自分をいつか許してくれるのだろうかと心配になる。悪いことは続かない。いつか罰せられてしまう。その先のない不安に、悩まされる。

電波犯罪者の表情をみていると、こういう不健全な精神になっているようだ。長年電波犯罪をやってきた者が、短期間で回復すると思わないが、やはりいつまでも犯罪を続けるわけにはいかないから、更生させなくてはいけない。専門的なカウンセリングが必要だ。

潔く自白して、警察の更生カウンセリングを受けよ

一番よいのは、罪を自白して、警察のカウンセリングプログラムを受けることだ。

私を狙う犯罪者の精神状態

私の周辺の犯罪者は、特に、犯罪をしたらどんな罰を受けるか丁寧に説明してやったので、それを盗聴で聞いていた彼女らは、警察を過度におびえて、精神が破綻しかかっている。完全に、精神のバランスを崩して、いつもどこを見ているかわからないような表情になった人もいる。犯罪をやめて、謝罪すれば、いいだけのことだが、彼らは、それができない。だからこそ、悪の道にどんどんはまりこみ、閉鎖的な犯罪仲間としか心を許すことができない、猜疑心の強い性格となった。そして、精神が悪に徹することのできない弱い性格のものは、まるで、犯罪組織の一番末端のぱしり野郎が、用済みなので、捨てられ、哀れにも何も頼ることがなく、かつての犯罪仲間にすがろうとするが、つきはなされ、意思もなくさ迷うなれの果ての姿そのものである。まさに、悲しいことだが、彼女たちには廃人という形容詞がぴったりする。

 

しかし、私は、近所だけに、犯罪をする前の健全そうな(倫理観がないが)表情や明るい顔を知っているだけに、残念である。一方で、私に電波を何年も浴びせるから、そんなみじめな姿になると、当然だと思うが、他方、いくら悪さをしたとはいえ、かわいそうに感じ、哀れと思い、なんとか、犯罪をやめ、謝罪したら、精神は元の善人に戻らないかと、心配する。私の大きな心の痛みの一つだ。

精神ケアの方法について

警察には犯罪者の更生プログラムがある。それを受けるのがよいが、私なりに作って見た。

更生プログラム

 

犯罪事実を告白する
 人は、悪いことをしたら人に対して謝らなくてはならない。もしくは、それをいつまでも心の奥にしまっていては、どんどん心が重くなるから、告白して、表にださなくてはならない。自分の周囲の人だけでもいいから、自分の行った罪をはっきりとしゃべり、心をすっきりとさせなくてはならない。

被害者に謝罪すること
 犯罪者は、一般的に、被害者に許されないと思い、自責の念にかられる。だから、もっとも大事なのは、罪を全部告白して、謝罪することである。被害者に許しを得ることである。

被害者の許しを得ること
すると、許されたら、犯罪行為そのものの心の中の不安はなくなる。被害者が許してくれるなら、どんな大きな罪を犯したと自分で思っていても、案外小さなことだと気づくのだ。すると心は罪の意識から解放される。この被害者の許しをもらえたら、本当に改心していたら、精神は急激に回復するだろう。ここが一番大事である。

電波犯罪の習慣をやめる
 いくら罪を反省したといっても、電波犯罪を続けていたら、その犯罪的性格はなおらない。特に、電波犯罪は、罪の自覚がなく、一度始めたら、ゲーム感覚で、何度も使いたがるので、中毒性がある。その誘惑から完全に逃れ、まっとうな生活に戻る事が大事だ。犯罪仲間と別れ、まっとうな人たちに囲まれた生活に変えなくてはならない。そこから精神ケアは始まる。

おおまかには以上だが、犯罪者は、以上の行動を行い、罪を改心して、被害者の許しをえることができ、平安を取り戻すきっかけになる。しかし、それだけではなく、必要な精神的問題についてケアしてゆかなくてはならない。犯罪を続けきたので、たくさんの不安を抱えるようになった。それぞれについて

精神ケアの方法


警察におびえる心理の解放
 犯罪を隠れて行うから、表どうどうを歩けなくなった。いつも人に対する警戒心強くなって、罪を暴露されることをおそれる。人に対して猜疑心も強くなって、犯罪仲間しか信用しなくなった。住む世界がどんどん裏社会に変わってゆく。精神を戻すには、そこから抜け出さなくてはならない。そのためには、被害者に謝罪と、警察に自白することが大切だ。すると、罪から解放される。

乱暴な性格を直す
 電波犯罪者は、気に入らないことがあると、すぐにスイッチをひねり、体罰を与える。それまで人に暴力をふるうこともできなかったやさしい子が、平気で、人に苦痛を与えて、満足したりしている。電波犯罪は、人を乱暴な性格にする。体罰教師は、体罰を当然と思うが、そうではなく、ストレス発散、うっぷん晴らしに、すぐに人をいじめる性格になってしまう。いじめのボスみたいな性格に。が、人は誰でも、人を操作できる危ない道具をもったら、自分が強くなったと勘違いして、威張り、乱暴になるものだ。でも、それをとりあげられたとたんに、本来の弱い自分に気づき、武器に過信していたことを反省するようになる。乱暴な性格を直すには、それしかない。電波機器をすぐに、捨てること。すると、自分が、電波機器という武器によって、おかしな精神になっていたことに気づくだろう。もしくは、警察のように、武器をもっても健全な目的のためにしか使わないように、自己を律することだが、それには、確かな倫理観をもたなくてはならず、電波機器を正しい目的にしか使わない決意と、まったく悪用しないという決意を必要として、一朝一夕に身につくものではないので、それができなかったのが犯罪者であり、できるとは思えず省く。

裏社会的関係を断絶(正しい社会関係を取り戻す)
 電波犯罪は、ネットワークがあり、近所に犯罪仲間をたくさんみつけることができ、だんだんとそういう人たちとしかつきあわなくなる。いつも、お互いの家に行っては、電波を浴びせる近所関係になる。そして、ボスは左翼犯罪組織などで、その指示に基づいて、電波を出して一喜一憂する生活となる。それは、犯罪組織の一員になったようなもので、もしそこから抜け出ようしても、警察に言えば、今度はお前を狙う、お前も犯罪者だろう、それをばらしもいいのかと、脅迫される。そして、仲たがいすると、すぐに電波による暴力が近所から始まる。そこは、人を信頼せず、裏切られることだけをおそれ、脅迫と暴力が力をもつ社会である。こんな犯罪組織の一員として、長いこと暮らすと、組織の掟に縛られ、脅迫と暴力こそが力だと思いこんだ用心深い、狡知に長けた人物となる。そんな性格を直すには、その裏社会から脱するしかない。すると、人を本当に信頼して、暴力を受ける脅迫から解放され、安心を取り戻すことができる。

人権・道徳の再教育
 犯罪者の精神がおかしくなったのは、元はといえば、倫理観がなかったので、倫理や道徳などを改めて、学ばなくてはならない。人に対して悪いことをしてはいけないという教わること。それで、二度と犯罪をしない性格になることができる。

 以上を遵守して、犯罪の告白、被害者に謝罪、許しをえて、犯罪をやめ、犯罪組織から離れた生活をすることで、罪の重さに耐えかねて、さらに犯罪組織から捨てられた廃人みたいな精神となった人物も、健康な精神をじょじょに取り戻してゆくだろう。

 正直、私は、犯罪者や、犯罪をして、精神のバランスが狂い、それをひきずって、後遺症をもった人たちを見ると、心痛めるのだ。いくら、私を狙ったとはいえ、彼らには改心して、罪を償って、まっとうな生活に戻ってほしい。それをいつも、心から願っている。

改心するたびに、私はうれしい。なにしろ、直接的には、私を狙う電波犯罪者が一人減るので、被害も軽減する。さらに、もう悪人とみなさなくてよくなるから、ふつうに対応できるし。少し私の生活も、悪い人が減ると、安心できるし。私は、心から謝罪して適切な額の補償をくれたら、許そうと思っている。多くの被害者も同様だろう。被害者の許しこそが、犯罪者の最大の精神の癒しとなる。それを得なくては、なかなか回復しないだろう。

 02-7-3 校正 2015/4/14

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