電波犯罪の技術


 

電波犯罪の技術

電波で苦痛を与える。それが長い間発覚しなかったのは、そこに驚くべき高度な技術が使われていたからだ。いったいどんな電波技術が使われていたのだろう。

共振周波数

人体に共鳴する周波数で、人に苦痛を与えていた。詳しくみよう。

共振とは

 すべての物には周波数があり、外から同じ周波数をかけると、その物体は共鳴する。音叉の原理である。無線機で、電波を飛ばして、跳ね返ってきた周波数を調べることで、対象の共振周波数を検出できる。同時に、超音波も出る。

 電波で対象物に作用させる 

その個別の共振周波数の電波を飛ばして、共鳴させて、物体に特定の電気的な刺激を与えることができる。それが電波犯罪で使われた新しい技術である。ここではとりあえず、電波共振干渉法と呼ぶ。

具体的にはこうだ。まず共振周波数に、低周波帯の電波を合成する。すると、対象には低周波帯の作用が起きる。つまり、電気の刺激(誘導電流)が生じた。そうやって、神経を刺激する。神経は刺激されると、蛙の足に電気を流す実験のように、筋肉が収縮する。これが基本的な作用だ。

これによって、頭の筋肉を長く緊張させて、頭痛など筋肉痛などを引き起こせた。

さらに電波では特定の物体の状態を計測することができる。声を出したときに振動する耳の近くを読み取ることで、盗聴することができた。耳の神経のシグナルは弱い電気である。それを増幅する技術がある。それによって、遠方からの計測を可能とした。

電波犯罪の仕組み

狙ったターゲットに電波を当てて跳ね返ってきたものを検出して、@ターゲットの周波数を取り出す。Aその周波数に、干渉する作用(伝記的な刺激や苦痛)の周波数を合成する。B、ターゲットの方角にそんな電波を放出する。すると、ターゲットはこの電波の作用を受け、被害症状が発生する。

電波技術の可能性

電波犯罪は、新しい電波技術を悪用した犯罪である。しかし、技術そのものが悪いわけではない。正しく使えば、人類の向上に役立つものである。電波技術の可能性を考えてみたい。

電波技術の応用

応用製品
技術説明

地雷発見器

地雷は地下に埋設され、なかなか発見できない。が、新しい電波技術を使えば、簡単に発見できるだろう。電波は透過性が高く、地中にも届く。そして、共鳴法を使うことで、火薬や金属などの発見が容易になる。新しい電波技術は、地雷発見器に新たな可能性を切り開く。

万能センサ

 どんな物体も固有の周波数がある。電波で共振させると、その物体の状態がわかる。その物体の状態を遠くから、測定できる。よって、この技術は万能センサとして利用できる。もっとも大事なことは、電波を使うから、センサは遠くに置けることだ。この技術の応用性は高い。

まとめ

電波技術は新分野で、応用範囲は広い。それを犯罪の道具に利用した間違いを正し、人類の民生用に応用して、福利厚生のために使いたい。それによって、人類の世界を広げ、向上させよう。

(制作 02-1-16 03-8-8 03-9-16,18, 修正 2013/12/29 )
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